アプライドグループ 2021年度採用 

AIの日常化に挑戦する会社

LEADER’S VISION -宇野 敬泰-

常務取締役のお仕事とは?

宇野 敬泰

1973年生まれ
九州国際大学卒業

アプライド株式会社 常務取締役
営業推進副本部長
兼)HPC&BTO 推進部 総責任者

1997年アプライド入社
2003年アプライド各店舗を歴任後、外販営業部へ異動
2017年SI・特機統括本部長就任
2019年取締役就任
2020年常務取締役就任

昨年度から新たに創設されたHPC&BTO推進部を軸足に、アプライドグループの中核となる事業をはじめ、営業部門だけでなく技術開発部門やデジタル推進部門を包括し、グループが掲げる【AIの日常化に挑戦する会社】にむけ『他社にないブランド価値創造』を目指し、アプライドがこれまでやってこなかった新しい「コト」への挑戦に積極的に取り組んでいます。
私自身、店舗営業で副店長まで経験した後、法人営業畑一本でこれまでやってきました。
コンシューマで培ったノウハウを活かし、対法人に向けた様々な営業スキルを身につけてこられたのは、今では自身の人生の肥やしとなっています。
大学、官公庁、一般法人、海外と連携したオリジナル商品の開発、企画提案、パートナービジネスなど多岐にわたる営業経験を活かし、本年度より営業推進本部として、常務取締役に就任致しました。

現在わが国では、超スマート社会「Society 5.0 」の実現に向け、大学も企業もあらゆる取り組みを加速させています。
なかでも昨年政府が公表した「AI戦略2019」では、デジタル社会における基礎知識の「数理・データサイエンス・AI」について以下の3項目の教育展開を目標とする内容が盛り込まれています。
一つ目はAIやビッグデータの研究開発分野、二つ目にデータサイエンティスト・プログラミング等の人材育成分野、3つ目に新たなる価値の社会実装分野です。
特に昨今におけるAIの技術革新は目覚ましく、研究から実用化までの期間はどんどん短くなってきています。
アプライドGでは現在、このAI開発やデータサイエンスに密接にかかわる研究開発用超高性能コンピュータ【HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)】について、開発から製造までを自社の工場で一貫して行っています。
それらは、過去30年間オリジナルパソコンの製造・開発・販売という事業を培ってきたノウハウと、技術力が可能にするものであり、他社がなかなか真似することができないビジネスモデルを構築しています。
今後もこれら研究開発分野は、大学を中心に、企業においても、投資レベルを加速することが予想され、さらなるHPC&BTOの需要拡大が見込まれます。

推進本部は、このように今後拡大する世の中の需要をいち早く察知し、それを新たなビジネスモデルに展開する仕組みを創造する部署とも言えます。
同時に「組織が勝つ」ための方針や戦略を常に打ち出し、それらを戦術に落とし込み、強力に推進していくことが主な役目となります。
急激に変化する市場に対して、いつも情報のアンテナを張り巡らせ、営業現場から意見を拾い上げて形にしていくこと。
「全ての答えは現場にあり!」会長から教わったアプライドスピリッツを、自らの目と耳と心で感じ取り、それらを組織の強力な武器に育て上げていくことこそ、推進本部の最大の仕事であると考えています。
組織が発展し成長できるかどうかは、リーダーの情熱(=使命感)によってほぼ決まるといっても過言ではありません。
リーダーが挑戦する姿勢を貫き、それを徹底してやる情熱や使命感を持たない限り、組織は決して変わることはないと断言できます。自らが情熱をもって一つ一つの仕事にあたるという根本を、常にこころに留めて、日々業績拡大に向けて頑張っています!

次の10年を目指して

これからのアプライドはさらに進化を遂げていくことでしょう。私が入社した約20年前は、今のようなSIや特機、グループ会社は一つもありませんでした。
当時を思い起こすと、想像もつかない世界に足を踏み入れている、そういった思いです。このようにアプライドも過去の歴史とともに、大きく成長や発展を繰り返してきました。
会社の成長と共に、その中で働く社員も成長し続けなければなりません。「会社の命運は社員の成長によって左右される」、つまり我々幹部がアプライドGの将来を決めるんだ、ということを日々強く感じています。

次の10年を目指すにあたり、アプライドグループも「AIの日常化」を強く意識したビジネスモデルにどんどん切り替わってくると思います。
人と会話ができるロボットの登場や、コールセンターのオペレーション業務、自動車の自動運転技術など、すでに様々な分野で活用が進んでおり、このままいくと「AIに人間の仕事が奪われてしまう」と技術発展を危惧する声も聞かれます。
しかしAIが人間にとって代わることはまず考えられません。なぜならAIには直感や気持ち、そして情熱という人間が本来もつ人間にしかない部分を持ち合わせていないからです。
近い将来アプライドGもAIを活用したイノベーションを企業内で巻き起こしていくことは間違いないと感じていますが、本当にイノベーションを起こせるのは、人間である私たちに他ならないと考えています。

アプライドが商いを始めて40年超、その歴史の中でパソコン専門商社という厳しい業界を生き抜いてこられたのは、常に「危機感」を抱き、現状に満足せず、「変化」し続けてきたからです。
その危機感はもちろん、目先の業績の良し悪しという小さなものではなく、業界が縮小し答えが無い中で、次なるビジネススタンダードは自社の存続が根本から危うくなる可能性を間近に感じての「危機感」であったと感じています。
今を乗り切るのではなく、5年後、10年後、さらにその先も永続的にアプライドGが存続し続けるためには何が必要なのか、アプライドグループが見つめるのはその1点です。
この経営的危機意識、創業者の意志を私達幹部がしっかりと受け継ぎ、アプライドGを今以上に安定的な企業に成長・発展させていくためには、まず自身の変革(イノベーション)が必要不可欠です。
そのためには社員全員が、アプライドGをご利用頂く全てのお客様の為に、そして自分自身の成長の為に、という思いを外して語ることはできません。これからの会社の成長に負けない自分を築きあげる、これが私自身の挑戦です。

これから社会人を目指すみなさんへ

今期のアプライドGの経営方針「ピンチをチャンスに変える経営!」は、まさに私が歩んできた企業、アプライドの本質を語るべきワードでもあります。

常に前向きに努力し続けようと思う気持ち
常に知恵と工夫で変化し続けることを恐れない気持ち
常に周りの人に感謝し学ぶ姿勢を忘れない気持ち

それは、常に物事に挑戦する企業精神(アプライドスピリッツ)であり、私が入社した23年前から、会社の形は大きく変われど本質は全く変わっていません。
これだけは言えることですが、「仕事」とは、常に問題解決の連続であり、スマートに運ぶものなど何一つありません。
言われたことだけをやっているぬるま湯のような仕事のほうが、たしかに苦労はないかもしれません。しかし、そこに感激や感動は絶対に生まれません。
逆に問題をどう解決するか?解決できたか?そのことが仕事の醍醐味であり、真の面白さともいえると思います。
人は問題に直面した時、はじめてそこから知恵を振り絞ります。アプライドでは、その知恵を生み出す原動力こそが「仕事エネルギー」だと考えています。
社会人になり、多くの仕事エネルギーを生み出し、それを感動や感激に変えることができる人になることができれば、素晴らしい社会人人生がそこには待ち構えていると断言できます。

現在、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、未曽有の経済危機に直面するなかで、このような状況下であるからこそアプライドGは常に未来志向で物事を考え続けています。

「ピンチをチャンスに!常に挑戦する人、企業であり続ける」

皆さんとお会いできる日を楽しみにしています!

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