新・執行役員をクローズアップ‼
執行役員とは?「代表役員からの依頼を受けて、事業部門のトップとして事実上の事業運営を担うポストのこと」です。執行役員は取締役の一つ手前の役職でなり、従業員としての最上級の役職です。
新設された事業部には、新たな部長が任命されます。
本年度、執行役員になられた方をクローズアップし、どのような歴史を持ち、今後の目標など伺ってみました。
W&R事業部 遠山部長よろしくお願いします。
これまでのお仕事(社歴)をお教えください
新卒として入社したのがちょうど2000年なので、アプライダーとして、満20歳
ちょうど成人したという事でしょうか(笑)。
入社一年目は広島西店に配属され、「最優秀新人賞」をいただくことが出来ました。そのまま、広島西店で副店長まで経験し、姫路店へ異動その後、営業本部へ。
当時の常務取締役と、全国各地の店舗を回りながら、売場づくりや販売支援を行いました。
営業本部には約半年間という短い時間しか在籍しておりませんでしたが、ほぼ毎日、常務取締役について回るという経験の中で、いろんなことを学ばせていただきました。ものすごく真面目で、仕事にストイックな方でしたので、正直きつい面もありましたが、この時の経験のお陰で今の自分があると思っています。
その後、4店舗の店長として業績改善に努め、さらに熊本店でエリアマネージャーに任命頂き、より大きなチームを率いるお仕事の経験させていただきました。
そして、現職でもある商品企画部へと異動しました。それまでほぼ店舗での営業でしたので、商品企画部でバイヤー業務を行ううえでの経験は、ほぼゼロでした。配属当初の1年間は新しい事を覚えるのに必死でした。今だから言えるのですが、1年経っても、なぜやっているのかわからずに行っていた業務も多々あったことを覚えています。
『商品企画部』というのは、店舗で販売する商品の仕入が主な仕事ですが、やはり仕入先様を始め、社外の人と話す機会が多い仕事です。もうすぐ7年経ちますが、もらった名刺は約1,500枚、それだけ多くの人と話しますので、かなり世界観が広がったと思います。
商品企画部でのバイヤー業務の傍ら、通販営業部の責任者となり、アプライドの通信販売の業績拡大を進めました。就任当初は、1店舗の売上よりも小さい売上規模の通販営業部でしたが、今ではその10倍近くの規模拡大を仲間と共に成長することで成し遂げることが出来ました。
2017年には、アプライドグループ全体の、POSシステムのリプレイスを、責任者として行いました。システムについては、全く知識がありませんでしたので、多くの人に助けられながら、何とか無事に入れ替えが出来たことは、非常に大きな経験となっています。
2019年は、新たにリユース事業部を立ち上げ、パソコンの回収を行い、再生、そして販売部署への供給を行う仕組みを整備しました。これまでの多岐にわたる経験が、新しい挑戦を行うときに繋がっていると感じます。
執行役員になり景色は変わりましたか?
まだなりたてほやほやですので、正直、あまり実感はありません。ただ先日、初めての役員会に参加させていただき、いつもの営業会議とは全く違う雰囲気を感じ、身が引き締まる想いでしたし、自分もまだまだ実力不足だと認識しました。
ひとつ、名刺の肩書が変わった、というのが見てわかる違いなのですが、新型感染症の影響で外出自粛の動きの中、他社の方と直接お会いする機会が減少しているため、残念ながらまだ1枚も配れていません(笑)。名刺交換できる日が、少しでも早く訪れるといいなと思います。
次は取締役!自らに必要だと思う事はなんですか?
現在新しく、W&R事業部の責任者を任せられるようになりました。W&Rというのは、wholesaleとretailの頭文字をとったもので、法人様への大口の卸販売部署である特販営業部と、一般顧客への小売りのうち店舗以外の部分である通販営業部から構成されます。
そして、このW&R事業部を年商100億の部署に育て上げるのが、私の使命です。2019年度に新設された若い部署で、現時点ではまだまだ実力不足ですが、逆に伸びしろと可能性が一番大きな部署でもあるので、チャンスはあると思っています。特に、社会全体のデジタル化が進んで行けば、購買におけるWebの比率も大きくなります。Webを利用すれば、場所の概念が無くなりますので、海外の方へ国境を越えた商売も可能になり、ターゲットとなる市場が一気に拡大することになります。こうした、新しい可能性に進んでチャレンジしていくことで、この100億を早期に達成させることが、今の私の最優先のミッションです。
また、取締役を目指すにあたって、「重み」が必要ですね。具体的に言葉で説明するのは難しいのですが、やはり役員クラスの重みというか、風格というか。見た目もそうですけど、発言、行動、私生活も含めて、役員たる素養を身に着けることで、例えば、名刺を出さなくても、少し威圧感を感じていただけるような、、、そんな風にならなければと思っています。
その為には、与えられた仕事に責任を持ち、勉強、努力を惜しまず、自分自身をさらに磨き上げていきたいと思います。
遠山部長、ありがとうございました。
遠山部長といえば、、、やんちゃな兄貴分であるとともに、グループきってのキレモノです。
今後もその類まれな能力をフル活用し、どんな時代の荒波がきても光を照らし続ける、グループの船頭役としての活躍を期待しております。